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2004年10月10日

Battle for Moscow

第2次世界大戦のモスクワ攻防戦を扱ったゲームで、コマンド・マガジン第39号の付録です。

RSBC-AGHのオフ会にてプレイされていたので、2回目に独軍プレイヤーとして参加して、かおるうさんと対戦しました。ソ連軍の配置を見てうんうんと唸った後、薄い右翼から装甲軍団を突破させて、南側からモスクワに迫るという戦術を取ることに。史実と同じです。

結果、1ターン目で右翼の突破に成功、2ターン目には装甲軍団がモスクワの南にある都市トゥーラを押さえるという快進撃をしたものの、3〜4ターンの泥濘で1ヘクスしか動けない間に鉄道移動を駆使したソ連軍にモスクワ周辺を固められてしまいました。更に、突出している装甲軍団がZOCを活用した包囲殲滅をされ、どうしようもないことに。モスクワ占領は果たせず、結局史実と同じような流れになってしまいました。

このゲームは、独軍が勝つのは結構難しいと思います。ソ連軍の補給ポイント5は圧倒的です。次々と軍団が復活してきますし。独軍が勝つには右翼の突破に完全に成功して、中央から左翼に布陣しているソ連軍を完全に包囲して生殺しにする(全滅させても補充ポイントを使って復活するので)しかないのでは?と思いました。

ルールには攻める方が楽しいから初心者には独軍をお勧めします、と書いてありましたが、どうなんでしょう? 初心者だと間違いなく勝てないです。ソ連軍の補給ポイント3にしても結構大変じゃないかなと。ソ連軍はソ連軍で1〜2ターン目は戦力ガタガタで辛いのですが、補充がたくさん届き後半に盛り返せるので、こっちの方が初心者向けじゃないかなと思いました。あ、でも、適切な撤退が行えないと盛り返せないので、やっぱり初心者向けじゃないか……。

いずれにせよ、独軍の苦しさが身に染みて分かる良いヒストリカル・ゲームでした。またプレイしたいです。

2004年10月10日 21:22

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