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2011年01月14日

MacBook Proがスリープ状態から勝手に復帰

MacBook Pro 15インチ(Mid 2010)がスリープ状態から勝手に復帰することが時折発生していて、大きな不具合の予兆だったら嫌なので原因の特定を試みた。4月末には購入1年を迎えるので、Apple Caseを購入するかどうかの判断もそろそろ考えないといけないし。

最初、クラムシェルモードで使用しているから、マウスに触れてしまって復帰しているのかと疑ったけれど、常時立ち上げているLimeChatのログから復帰している時刻を見ると、絶対に人が触れていない時間なので、それはない。

とりあえず、適当な単語でググったら、カーネルログを見ればスリープの復帰原因が分かることを知ったので、ログを見ることに。ちなみに、システムプロファイルのソフトウェアのログで最近の分を見れる。過去のカーネルログは /var/log/kernel.log に。

screenshotp110115-1.png

で、あらかじめ当たりをつけた時間を見ると、下記の表記が。

Jan 14 06:17:02 mac-name kernel[0]: Wake reason = RTC
Jan 14 06:17:02 mac-name kernel[0]: RTC: maintenance alarm 2011/1/13 21:17:01, sleep 2011/1/13 19:17:33

さらに遡ると、スリープ後2時間置きに復帰しては何か作業をしていることが判明。通常は作業後に再びスリープしているけれど、作業中に問題があるとスリープできずに復帰したままになるみたい。ログの内容を読み解けなかったので、問題が何かは分からない。

そもそも、Wake reason = RTC が発生している理由を調べると、Apple サポートコミュニティの「スリープから勝手に解除されていることがある。」の中にどんぴしゃの情報があった。下に引用。

  1. iMacをワイヤレスキーボード(Bluetooth)からスリープ復帰させた場合
    Wake reason = OHC2
  2. iMacを有線LANポートからWake on Lan(マジックパケット受信)でスリープ復帰させた場合
    Wake reason = ARPT GIGE
  3. iMacで「ネットワークアクセスによってスリープを解除」をONにした場合(2時間ごと自動スリープ復帰)
    Wake reason = RTC
  4. iMacをMacBook ProからWake on Demand(画面共有)でスリープ復帰させた場合
    Wake reason =
  5. MacBook Proを内蔵キーボードからスリープ復帰させた場合
    Wake reason = UHC3
  6. MacBook Proのディスプレイを開くことでスリープ復帰させた場合
    Wake reason = EC LID0

というわけで、不具合でも何でもなく、ただの設定の問題だった。この“ネットワークアクセスによってスリープを解除”は、Wake on Demandのための設定みたいだけれど、AirMac ベースステーションもTime Capsuleもないうちには関係ないじゃん。ハハハ。

システム環境設定の省エネルギーの電源アダプタを開いて、ネットワークアクセスによってスリープを解除をOFFに。これで謎のスリープ復帰問題からようやく開放されるよ。

screenshotp110115-2.png

2011年01月14日 22:22

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